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日経先物取引をするにあたり、
ここから覚えるといいかと思います。
先物取引とは、
将来の決められた日に、ある一定量の商品を、
前もって決められた価格で、受渡しすることを
売手と買手で約束(契約)する取引のことです。
したがって、
取引をした時点では代金の支払いなどはありませんが、
受渡しを行うと約束した日には、
先物取引の買手は売手に必ず必要な代金を支払わなければなりません。
また、売手は買手に必要な量の商品を引き渡さないといけません。
ただし、
先物取引の買手は自由に契約を転売することが出来ます。
また、売手は買戻すことで、それぞれの取引を手仕舞うこともできます。
一般に、先物取引ではある商品のことを「原資産」といい、
将来の決められた日のことを「期日(または満期)」といいます。
また、決められた価格のことを「先物価格」と呼んでいます。
転売や買戻しあるいは受渡しによって
先物取引を手仕舞うことを「決済する」といいます。
株価指数先物取引とは、日経平均株価やTOPIXのような株価指数を
原資産とする先物取引のことをいいます。
ただ、株価指数先物取引の場合、指数なので商品がありませんので、
実際に受け渡し行うことはできません。
そのため、株価指数先物取引の最終決済は、期日における清算価格と
先物価格との差額部分を受渡して行います。
このような決済の方法を「差金決済」といいます。
株価指数先物取引のうち、日経平均株価を原資産とする取引は
「日経225先物取引」と「日経225mini」の2つの株価指数先物取引が
メジャーな取引です。
●日経先物取引時の注意点
株価指数先物・オプション取引の取引金額は
差入れる証拠金の額を上回る可能性があります。
必要な証拠金の額に対して取引金額は約17倍程度になります。
株価指数先物・オプション取引の価格は、
対象とする日経平均株価指数の変動等により上下しますので、
これにより損失が発生することがあります。
市場価格が予想とは反対の方向に変化したときには、
短期間のうちに証拠金の大部分またはそのすべてを失うことがあります。
株価指数先物取引は取引金額が差入れる証拠金の額を上回るため、
市場価格が予想とは反対方向に変化した場合には差入れた証拠金の額を
超える損失が発生する可能性があります。
株価指数オプション取引の売り方は取引金額が差入れる証拠金の額を上回り、
市場価格が予想とは反対方向に変化した場合の損失が限定されていません。
株価指数先物・オプション取引では、委託保証金の種類、
委託保証金率および代用有価証券の掛目は
金融商品取引所当の規制等または各証券会社の判断によって
変更されることがあります。
また、保有可能な建玉数に上限が設けられており、
相場状況により各証券会社が変更することがあります。
●日経先物取引の証拠金とは
先物取引とは、言い換えると、
「どんな価格になっても、あらかじめ決めた価格で決済をするという約束」
の取引ともいいます。
証拠金とは、約束の履行を確実なものとするために、
売手、買手の取引の当事者が一定の金額を差入れるものです。
このような取引を「証拠金取引」といい、
先物取引は証拠金取引の1つになります。
証拠金取引は、通常差入れる証拠金の額は取引する金額に比べて
少額であることが特徴としてあげられます。
たとえば「日経225先物取引」と「日経225mini」の場合、
取引に必要な証拠金はSPAN(R)証拠金をもとに計算され、
各証券会社はこれを基準にして、差入れる証拠金を独自に決めています。
証拠金は現金のほかに、条件付で株券を利用することもできます。
ただし、証拠金のうち半額は現金で差入れる必要があります。
このように約定代金に比べて、はるかに少額の証拠金を差入れることで
取引できる株価指数先物取引では、株価指数の変動によって生じる損益の額は、
証拠金に比べて大きくなる特徴があります。
差入れた証拠金以上に損失が出る場合もある野で十分な注意が必要です。
●日経先物取引の限月 (げんげつ)とは
限月とは先物取引の最終決済月(期日)のことです。
日経225先物取引・日経225miniの場合、
3月・6月・9月・12月の4種類があります。
それぞれの月の第2金曜日が最終決済期日になります。
転売あるいは買い戻しで決済をする場合は
この最終決済期日の前営業日である取引最終日まで
に行う必要があります。
日経225先物取引の各限月の取引期間は1年3か月で、
常に5つの限月が並行して取引されます(5限月制)。
また日経225miniの場合は、各限月の取引期間は6か月、
常に取引されるのは期日の近い順で、2つの限月です(2限月制)。
●日経平均先物取引の決済方法
株価指数先物取引の新規の買付けおよび売付けによって、
保有される取引残高を「建玉」といいます。
建玉の決済方法は、限月の取引最終日までに転売または買い戻しによって
決済する反対売買による方法と最終決済期日に計算される特別な清算指数
(SQ:スペシャル・クォーテーション)を用いる最終決済による方法があります。
いずれの場合も約定した先物価格と決済価格との差額のみを受渡しする
「差金決済」が行われます。
差額のみの受渡しとは決済の結果、利益が出ていれば「益金を受け取り」、
損失が出ていれば「損金を支払う」ことです。
●日経平均先物取引の基本的な利用方法
買建て(ロング)と
売建て(ショート)があります。
株式相場の先行きに対する見通しにもとづいて、
上昇すると予想した場合は先物を買建て(ロング)し、
下落すると予想した場合は売建てます(ショート)。
相場観にもとづく単純な利用方法ですが、
先物取引が証拠金取引であることで
高い資金効率による投資が可能です。